バリューレンジとブラフレンジ

ハンドレンジとは持ち得るハンドの範囲のことですが、ハンドレンジをさらに細かく分解すると

  • バリューレンジ
  • ブラフレンジ
  • マージナルレンジ

に分けることができます。

3種類のレンジ解説

バリューレンジ、ブラフレンジ、マージナルレンジの3種類の考え方を解説します。

バリューレンジ

バリューレンジとは、ハンドレンジの中でバリューベットをうつことができるレンジのことです。

例えば相手のハンドレンジが上位10.3%の77+, A9s+, KTs+, QTs+, AJo+, KQo、ボードがTs9c6sJs3hだとします。

このハンドレンジの場合の総コンボ数は136コンボですが、ボードに出ているカードを除外すると、117コンボになります。

上記のハンドレンジとボードで、リバーのベットがバリューベットとなり得るのはどのようなハンドでしょうか。

2ペア以上ならバリューベットとできるとした場合、バリューレンジは

  • 2ペア:無し
  • セット:TT、JJ、99(9コンボ)
  • ストレート:KQo, KdQd, KhQh, KcQc(15コンボ)
  • フラッシュ:AsKs, AsQs, KsQs, As9s(4コンボ)

全部で28コンボとなります。

相手が持ち得る117コンボのうち、28コンボ(23.9%)がバリューベットを打つことができるレンジ、ということになります。

ブラフレンジ

ブラフレンジとは、ハンドレンジの中でブラフベットとなり得るレンジのことです。

同じく相手のハンドレンジが77+, A9s+, KTs+, QTs+, AJo+, KQo、ボードがTs9c6sJs3hだとします。

リバーのベットがブラフベットとなり得るのはどのようなハンドでしょうか。

ワンペアはショーダウンバリューがあるため、リバーはチェックすると考えた場合、考えられるハンドは

  • AQo+, AdKd, AhKh, AcKc, AdQd, AhQh, AcQc(30コンボ)

上記のみで、コンボ数は30コンボとなります。

相手が持ち得る117コンボのうち、30コンボ(25.6%)がブラフベットを打つことができるレンジ、ということになります。

マージナルレンジ

マージナルレンジとは、ハンドレンジの中で微妙な強さのレンジのことです。

上記のバリューレンジが28コンボ、ブラフレンジが30コンボ、つまりそれ以外は、117-28-30=59コンボとなります。

この59コンボ(50.4%)は、全てワンペアになります。

  • ポケットペア:QQ+, 88-77(30コンボ)
  • その他のワンペア:AJ,KJ,QJ,AT,KT,QT,A9(フラッシュ除くと29コンボ)

合計59コンボとなります。

今回、バリューレンジを2ペア以上、ブラフレンジをハイカード以下、マージナルレンジをその中間(ワンペア)としましたが、もちろんこの条件を変えることでコンボ数は増減します。

例えば、88-77はショーダウンバリューはないため、ブラフレンジに入れる場合や、AA、KKでもバリューベットを打てるのでバリューレンジに含める、という場合です。

この各レンジ同士の境界にあるハンドは、相手によって調整すべきハンドです。

ポラライズ

ポラライズとは両極端という意味で、ハンドが、非常に強い(バリューレンジ)かブラフ(ブラフレンジ)かの極端なレンジになっていることを意味します。

例えばフロップTs9c6s、ターンJs、リバー3hとし、全てのストリートでベットしてきた場合、相当強いハンドでバリューベットをしているか、打たないとポットを取れない、つまりブラフであるかの2極化が起こります。なぜなら、ワンペアのような中途半端な強さのハンドの場合、ターンやリバーはチェックしてショーダウンを目指したほうが合理的な判断となるからです。

今回の例では、リバーでベットされた時点で

  • バリューレンジ:28コンボ(48%)
  • ブラフレンジ:30コンボ(52%)

という状況になります。(ポラライズされているので、マージナルレンジは全て除外しています。)

もしあなたのハンドがワンペアだった場合、全てのブラフレンジには勝っているので、勝っている可能性は約52%であると判断できます。よって、ワンペアを持っていれば、オッズ的に考えても、リバーのベットにはコール可能です。

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  1. 匿名 より:

    セット:TT、JJ、KK(9コンボ)

    –>KKではなく99の間違いではないでしょうか?

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