全て自分で計算したため、間違いがあるかと思います。間違いを発見しましたら、コメント欄でご指摘いただけますと幸いです。計算する現象は随時追加していきます。これ計算して!という要望はコメント欄でどうぞ。
基礎知識
よく使う計算方法は高校の数Aで出てくる組み合わせです。m個の中からn個を選ぶ組合せの数は、mCnと表記します。つまりハンドの組み合わせ数は52枚デックの中から2枚を選ぶ組み合わせ数なので、52C2と表記し、計算結果は1,326となります。計算はここを使うと便利です。
フロップで開く3枚のカードの組み合わせは、52C3で出てきますが、通常自分のハンドの2枚は既知のカードであり、アンノウンカード(不明なカード)は残り50枚なので、50C3が組み合わせ数となり、19,600通り存在します。
また、52枚あるデックの中から1枚引いて、それがAである確率は、Aはデックに4枚存在するので、4/52=0.0769230769230769≒7.69%となります。こうした計算もよく使います。
様々な確率表
ハンドがポケットになる確率
ハンド例:
発生確率:5.88%(約17回に1回)
ただ単にポケットになる場合、最初の1枚目はなんでもよく、2枚目が配られる際、残り51枚のデックの中から1枚目と同じランクの残り3枚からいずれか1枚が配られないといけないため、3/51=0.0588235294117647≒5.88%となり、これがペアになる確率となります。
ハンドが特定のポケットになる確率
ハンド例:
発生確率:0.45%(約221回に1回)
同一ランクのカードはスペード、ハート、ダイヤ、クラブの4種類ありますから、4C2=6で6種類存在します。全ハンドの組み合わせは1,326種類ですから、6/1,326=0.00452488687782806≒0.45%となり、これが特定のポケットになる確率となります。つまりAAが来る確率、KKが来る確率、QQが来る確率は、どれも0.45%ということになります。
ハンドがスーテッドになる確率
ハンド例:
発生確率:23.53%(約4回に1回)
ただ単にスーテッドになる場合、最初の1枚目のスートはなんでもOKです。2枚目が配られる際、残り51枚のデックの中から、1枚目と同じスートの残り12枚のいずれか1枚が配られないといけないため、12/51=0.235294117647059≒23.53%となり、これがスーテッドになる確率となります。
ポケットペアがフロップ(3枚)でセットorクワッズになる確率
ハンド例:
フロップ例:or
発生確率:11.76%(約8.5回に1回)
ポケットペアがフロップでセットになるには、フロップで開く3枚の中に、ポケットペアと同じランクのカードの残り2枚のうち最低1枚は出なければなりません。フロップの組み合わせは自分のハンドの2枚を除く50枚から3枚取り出す組み合わせなので、50C3となり19,600通りあります。この50枚のアンノウンカードの中に、セットになるために必要なカードは2枚存在するので、この2枚を除いた48枚で作られるフロップが
セットにならないフロップとなり、式は48C3=17,296通り存在します。
つまり19,600-17,296=2,304通りがセットかクワッズになるフロップの組み合わせなので、2,304/19,600=0.117551020408163≒11.76%がセットかクワッズになる確率となります。
ローポケで入り、セットにならなければ撤退する、というプレイを行う場合、9回に8回は撤退することになります。
ポケットペアがボード5枚でセットorクワッズになる確率
ハンド例:
ボード例:or
発生確率:19.18%(約5回に1回)
ポケットペアがボード5枚でセットになるには、ボードに開く5枚の中に、ポケットペアと同じランクのカードの残り2枚のうち最低1枚は出なければなりません。ボード5枚の組み合わせは自分のハンドの2枚を除く50枚から5枚取り出す組み合わせなので、50C5となり2,118,760通りあります。この50枚のアンノウンカードの中に、セットになるために必要なカードは2枚存在するので、この2枚を除いた48枚で作られるボードが
セットにならないボードとなり、式は48C5=171,2304通り存在します。つまり2,118,760-1,712,304=406,456通りが
セットかクワッズになるフボードの組み合わせなので、406,456/2,118,760=0.191836734693878≒19.18%がリバーまでにセットかクワッズになる確率となります。
自分がポケットで、相手が上のランクのポケットでプリフロオールインになった場合、約5回に1回は自分のハンドがセット以上になるため、逆転する可能性があります。ただし、自身がセットになっても、上ポケットである相手もセットになる場合が存在するため、確実に勝てる確率は約16%となり、6.5回に1回は勝てる、という確率になります。
ハンドXYがフロップでヒットする確率
ハンド例:
フロップ例:
発生確率:32.43%(約3回に1回)
フロップの組み合わせは自分のハンドの2枚を除く50枚から3枚取り出す組み合わせなので、50C3となり19,600通りあります。この50枚の中には、Xが3枚とYが3枚入っており、これらの6枚を除いた44枚で作られるフロップの組み合わせが、XYがヒットしないフロップとなり44C3=13,244通り存在します。つまり19,600-13,244=6,356通りがXかYが最低1枚はヒットする組み合わせ数なので、6,356/19,600=0.324285714285714≒32.43%がXYがフロップでヒットする確率となります。最低1枚以上、なので、ツーペア、トリップス、フルハウス、クワッズが含まれます。
ハンドXYがリバーまでにヒットする確率
ハンド例:
フロップ例:
生確率:48.74%(約2回に1回)
リバーまでの組み合わせは自分のハンドの2枚を除く50枚から5枚取り出す組み合わせなので、50C5となり2,118,760通りあります。この50枚の中には、Xが3枚とYが3枚入っており、これらの6枚を除いた44枚で作られる5枚の組み合わせが、XYがヒットしないリバーまでの組み合わせとなり44C5=1,086,008通り存在します。つまり2,118,760-1,086,008=1,032,752通りがXかYが最低1枚はヒットする組み合わせ数なので、1,032,752/2,118,760=0.487432272≒48.74%がXYがリバーまでにヒットする確率となります。
最低1枚以上、なので、ツーペア、トリップス、フルハウス、クワッズが含まれます。
AKがあらゆるポケットペアとのオールイン勝負で、ほぼイーブンの勝負ができるの理由はこれです。ほぼ50%の確率でAかKが最低1枚以上落ちる計算になるので、相手のポケットを逆転できます。
ハンドがXYでフロップABCの時相手がヒットしない確率
相手ハンド例:
フロップ例:
発生確率:65%(約3回に2回)
自分のハンドXYとフロップのABCの5枚の既知のカードがあり、アンノウンカードは52-5=47枚となります。この47枚で作れるハンドの組み合わせ数は47C2=1,081通りあります。これが相手が持ちえる全てのハンドの組み合わせ数です。また、この47枚のアンノウンカードの中でAの残り3枚、Bの残り3枚、Cの残り3枚の計9枚を除いた38枚のカードで作られた相手のハンドはフロップでヒットしないハンドとなり、組み合わせ数は38C2=703通り存在します。つまり相手がこの703通りのハンドを持っている確率が相手がヒットしてない確率なので、703/1,081=0.650323774283071≒65%が相手がヒットしない確率となります。
相手が2名の場合は47枚のアンノウンカードで作られる4枚(2名分)の組み合わせ(47C4)が相手のハンドの組み合わせ総数となり、ヒットする9枚を除いた38枚で作られる4枚の組み合わせ(38C4)が、ヒットしないハンドの組み合わせ総数となるため、 38C4/47C4=73,815/178,365=0.4138424018165≒41.38%が、2名相手の時に相手がヒットしない確率となります。
相手が3名の場合は 38C6/47C6=2,760,681/10,737,573=0.257104747972377≒25.71%
相手が4名の場合は 38C8/47C8=48,903,492/314,457,495=0.15551701828573≒15.55%
相手が5名の場合は 38C10/47C8=472,733,756/5,178,066,751=0.0912954155928377≒9.13%
ハンドがXYでフロップAABの時相手がヒットしない確率
相手ハンド例:
フロップ例:
発生確率:79.65%(約5回に4回)
自分のハンドXYとフロップのAABの5枚の既知のカードがあり、アンノウンカードは52-5=47枚となります。この47枚で作れるハンドの組み合わせ数は47C2=1081通りあります。これが相手が持ちえる全てのハンドの組み合わせ数です。また、この47枚のアンノウンカードの中でAの残り2枚、Bの残り3枚の計5枚を除いた42枚のカードで作られたハンドはフロップでヒットしないハンドとなり、組み合わせ数は42C2=861通り存在します。つまり相手がこの861通りのハンドを持っている確率が相手がヒットしてない確率なので、861/1,081=0.796484736355227=79.65%が、相手がボードにヒットしない確率となります。
ボードABCに比べ、相手がヒットしない確率が15%も上がっています。つまり、ペアボードはCBを打った際に相手がヒットしておらず、降ろせる確率が高いことを意味します。
スーテッドがフロップでフラッシュが完成する確率
発生確率:0.84%%(約120回に1回)
ハンド例:
フロップ例:
自分がスーテッドを持っていている時、自分のハンドの2枚を除く50枚から3枚取り出す組み合わせ数は50C3となり19,600通りあります。この50枚の中には、自分のハンドと同じスートは残り11枚あり、この11枚のカードのいずれか3枚で作られるフロップが、フラッシュが完成するフロップとなります。この11枚のカードで作られるフロップの組み合わせ数は11C3=165通りです。よって165/19,600=0.00841836734693878≒0.84%となり、これがスーテッドを持っていてフロップでフラッシュが完成する確率となります。
スーテッドがフロップでフラドロになる確率
ハンド例:
フロップ例:
発生確率:10.94%%(約9回に1回)
自分がスーテッドを持っていている時、自分のハンドの2枚を除く50枚から3枚取り出す組み合わせ数は50C3となり19,600通りあります。この50枚の中には、自分のハンドと同じスートは残り11枚あり、この11枚のカードのいずれか2枚と、別のスート1枚で作られるフロップが、フラッシュドローになるフロップとなります。この11枚のカードから2枚取り出す組み合わせ数は、11C2=55通りあります。フロップの残りの1枚は、50枚のアンノウンカードの中からハンドと同一スートの11枚を引いた39枚のいずれかが入ればよいため、55×39=2,145通りのフロップが、フラドロになるフロップの組み合わせ数となります。よって、2,145/19,600=0.109438775510204≒10.94%となり、これがスーテッドと持っていて、フロップでフラドロになる確率となります。
スーテッドがフロップでフラドロorフラッシュ完成する確率
ハンド例:
フロップ例:or
発生確率:11.97%%(約8回に1回)
自分がスーテッドを持っていている時、自分のハンドの2枚を除く50枚から3枚取り出す組み合わせ数は50C3となり19,600通りあります。この中でフラッシュになるのは165通り、フラッシュドローになるのは2,145通りあり、合計2,310通りの組み合わせが、フラッシュ完成か、フラッシュドローになる組み合わせ総数となります。。よって、2,310/19,600=0.117857142857143≒11.79%となり、これがスーテッドと持っていて、フロップでフラドロになるかフラッシュが完成するになる確率となります。※コメントでご指摘いただき8月5日に修正しました。
コネクター(54~JT)がフロップでストレート完成する確率
ハンド例:
フロップ例:
発生確率:1.31%%(約76回に1回)
例としてハンドが98の場合、ストレートになるフロップは、567、67T、7TJ、TJQの4種類存在します。それぞれカードは4枚ずつありますので、例えば567というフロップの組み合わせ数は、4×4×4=64通り存在します。同様に他の67T、7TJ、TJQというフロップももそれぞれ64通り存在し、合計256通りのフロップが、ストレートが完成するフロップの組み合わせ総数となります。フロップの組み合わせ総数は19,600通り存在するので、256/19,600=0.0130612244897959≒1.31%が、コネクターがフロップでストレートを完成させる確率となります。
コネクター(54~JT)がフロップでOESDになる確率
ハンド例:
フロップ例:
発生確率:9.06%%(約11回に1回)
例としてハンドが98の場合、オープンエンドストレートドローになるフロップは、67、7T、JTのいずれかと、ストレートを完成させない1枚の組み合わせになります。例えば67の場合、6と7はとそれぞれカードは4枚ずつあるので、この2枚の組み合わせ数は4×4=16通り、そしてフロップの残り1枚は、アンノウンカード50枚から既に出ている6と7の2枚、それらがペアになる6と7が計6枚、ストレートを完成させる5が4枚とTが4枚を除く(50-2-6-4-4=34)計34枚ありますので、フロップの組み合わせ数は、16×34=544通り存在します。同様に他の7T、JTの場合のフロッ プもそれぞれ544通り存在し、合計1,776通りのフロップが、オープンエンドストレートドローになるフロップの組み合わせ総数となります。フロップの組み合わせ総数は19,600通り存在するので、1,776/19,600=0.090612244898≒9.06%が、コネクターがフロップでオープンエンドストレートドローになる確率となります。※コメントでご指摘いただき9月21日に修正しました。
コネクター(54~JT)がフロップでガットショット(インサイドストレートドロー)になる確率
ハンド例:
フロップ例:
発生確率:16.82%%(約6回に1回)
例としてハンドが98の場合、ガットショットストレートドローになるフロップは、56、57、6T、7J、TQ、JQのいずれかと、ストレートを完成 させない1枚の組み合わせ、さらにTQK、JQKを加えたものになります。詳細は長くなるので省きますが、全ての組み合わせは合計3,296通りのフロップが、ガットショットストレートドローになるフロップの組み合わせ総数となります。フロップの 組み合わせ総数は19,600通り存在するので、3,296/19,600=0.16816326531≒16.82%が、コネクターがフロップでガットショットストレートドローになる確率となります。※コメントでご指摘いただき9月21日に修正しました。
コネクター(54~JT)がフロップでダブルベリーバスター(ダブルインサイドストレートドロー)になる確率
ハンド例:
フロップ例:
発生確率:0.65%(約153回に1回)
例としてハンドが98の場合、ダブルベリーバスターになるフロップは、57J、6TQ、のいずれかになります。57Jが出るのは、4×4×4で64通り、6TQも同じく64通りで、合計128通りのフロップが、ダブルベリーバスターになるフロップの組み合わせ総数となります。フロップの 組み合わせ総数は19,600通り存在するので、128/19,600=0.0065306122449≒0.65%が、コネクターがフロップでダブルベリーバスターになる確率となります。※コメントでご指摘いただき9月21日に修正しました。
コネクター(54~JT)がストレート完成orOESDorガットショットorダブルベリーバスターになる確率
ハンド例:
フロップ例:ororor
発生確率:27.84%(約4回に1回)
例としてハンドが98の場合、ストレート完成のフロップの組み合わせは256通り、OESDになるのが1776通り、ガットショットになるのが3,296通り、ダブルベリーバスターになるのが128通りで、合計5456通りの組み合わせ総数となります。フロップの組み合わせ総数は19,600通り存在するので、5456/19,600=0.0.27836734694≒27.84%が、ストレート完成orOESDorガットショットorダブルベリーバスターになる確率となります。※コメントでご指摘いただき9月21日に修正しました。
ボードでフラッシュが完成する確率
ボード例:
発生確率:0.2%(約500回に1回)
特定の同一スートは13枚存在します。例えばハートの13枚で作られるボード5枚の全組み合わせ数は、13C5=1,287通り存在します。スートはハート以外3種類ありますから、1,287×4=5,148通りの組み合わせが、ボードでフラッシュができる組み合わせです。ボードの組み合わせ総数は52C5 で2,598,960通り存在するので、5,184/2,598,960=0.001994644≒0.2%が、ボードでフラッシュが完成する確率となります。
1枚フラッシュ(自分のもつ1枚のハンドでフラッシュを作る)ができる確率
ハンド例:
ボード例:
発生確率:0.89%(約100回に1回)
自分のハンドXYを除くと、残りのアンノウンカードは50枚となります。この50枚の中から5枚取り出して作られるボードの組み合わせは、50C5=2,118,760通り存在します。また、1枚フラッシュができるボードは、4枚の同一スートと、1枚のそれ以外のスートのカードで構成されます。50枚のアンノウンカードの中には、XYのどちらかと同じスートのカード(例えばスペードとする)は12枚存在します。この12枚で作られる4枚の全組み合わせ数は、12C4=495通り存在します。そこに、50枚から12枚を引いた38枚のいずれかのカードの1枚の、計5枚で作られるボードが、1枚フラッシュになるボードなので、495×38=18,810通りのボードが、1枚フラッシュになるボードです。よって、18,810/2,118,769=0.00887783420491231≒0.89%が、一枚フラッシュが完成する確率となります。
コメント 名前とメアドは必須ではありません
iPhoneからもコメントしたのですがエラーが出てしまったので、もし何度も投稿されていればすいません。
ツイッターでもコメントしたのですが、
スーテッドがフロップでフラドロ or フラッシュが完成するのは2310通りで約11.79%になります。
コネクターがフロップOESDになるのは1776通り約9.06%で、
ガットショットになるのは、ダブルベリーを除くと3296通り約16.82%、
ダブルベリーを含むと3424通り約17.47%です。
ガットショット(ダブルベリー含む) or OESD orストレート完成は5456通りで約27.84%になると思います。
あと「フロップで相手がヒットしない確率」でのハンドの組み合わせ47C2には相手がポケットペアの場合も含まれていてオーバーペア等も考えられるので、相手がポケットではない時のヒットしない確率(38C2-54)/(47C2-63)=約63.75%にしたほうが良いと思います。
くどうさん
お返事遅くなってすみません。
ちょっと忙しくて検証ができてませんでした。
>スーテッドがフロップでフラドロ or フラッシュが完成するのは2310通りで約11.79%になります。
フラッシュが完成するフロップの組み合わせが165通り。フラッシュドローになるフロップの組み合わせが2145通り。これらを足して2310通りという計算ですよね。
確かにこれが正しいような・・・。
ただ、現在記載している計算の根拠である。
フラドロになるためにフロップで必要な同一スート2枚の組み合わせ→11C2=55通り
残り1枚は、残りの48枚のどれれもよい→48通り
55×48=2640通り。
これの間違いがどこかまだわかりません。どこがおかしいんだろう・・
> コネクターがフロップOESDになるのは1776通り約9.06%
これの計算式を教えていただけますか?
1776が出る式は一応できたんですが、なぜそうなるのかがまだわかりません。
他の 3296通り約16.82%、 3424通り約17.47%、 5456通り約27.84%、もご教授いただけませんでしょうか?
>「フロップで相手がヒットしない確率」
こちらは、確かにポケットペアを除いたほうがいいですね。
ただ、提示いただいた式 (38C2-54)/(47C2-63)の右の母数ですが、こちらからポケットペアの63通りを引く必要は無い気がします。母数はあくまで持ちえる全ハンド、とすべきだと思います。
左の相手がヒットしないハンドについては、ペアの組み合わせ数である54を引くのは正しいと思います。
よって(38C2-54)/(47C2)=約60%というのがいい気がしますがいかがでしょうか。
こんにちは。ひゃっほうさんのスレを見て一昨日くらいにポーカーを始めてここに
たどり着きました。理解できないことも多いですが、ポーカーが思考のゲームという
事はよく分かりました。
さて、フラッシュドローorフラッシュの確率についてですが、場合分けをしていない
のが計算ミスの要因と思われます。あと、順列と組み合わせの思い違いとか。
まず、鮫肌さんの計算方法は、フロップに三枚を並べる方法ではなく、二枚を並べて、
その後に一枚を追加する計算です。
この場合、はじめの二枚の総当たり数は50*49/2=1225通り。ここに残り48枚から1枚をおくので、1225*48=58800通りあることになります。
ここで、当たりスートを● 外れスートを○とすると、●*11 ○*39 です。
A 初めの二枚が●●の場合
11*10/2= 55 通り
A-1 三枚目が●の場合 (フラッシュ完成)
55*9= 495 通り
A-2 三枚目が○の場合 (ドロー完成)
55*39= 2145 通り
パターンA総計 2640 通り ←鮫肌さんが使った計算
B 初めの二枚が●○の場合
39*11= 429 通り
B-1 三枚目が●の場合 (これもドロー完成になります)
429*10= 4290 通り
B-1 三枚目が○の場合
ドローにならないので計算省略
C 初めの二枚が○○の場合もドロー完成は無理なので省略
つまり、●が二個以上含まれるのは、(A1+A2+A3)/全体数
495+2145+4290 /58800 =0.1178571428571429
おおよそ11.7%です。すごく計算が面倒ですが。
次に、一気に三枚引く普通の計算式です。この場合は50*49*48/6=19600通りの中で、
●●● フラッシュ完成
11*10*9/6=165 (0.84183673469388%)
●●○ フラドロ
11*10*39/2=2145 (10.94387755102041%)
●○○ 残念な結果
11*39*38/2=8151 (41.58673469387755%)
○○○ よくある事故
39*38*37/6=9139 (46.62755102040816%)
という計算になります。そろそろど素人カップなのでここで失礼します。
お返事遅くなってすみません。
わかりやすく解説していただきありがとうございました!
理解できました。
記事のほうもう修正させていただきました。
鮫肌さん、お返事遅くなりました。
> フラドロになるためにフロップで必要な同一スート2枚の組み合わせ→11C2=55通り
残り1枚は、残りの48枚のどれれもよい→48通り
55×48=2640通り。これの間違いがどこかまだわかりません。
11C2×48の計算式では11C2(♡1♡2)での♡3、11C2(♡1♡3)での♡2、11C2(♡2♡3)での♡1など、フラッシュ完成の11C3が3重で数えてしまっています。
この場合での計算式は11C2×48-11C2×2にしないといけません。
なので、フラッシュ完成とフラドロの場合に分けて計算するほうが良いと思います。
> コネクターがフロップOESDになるのは1776通り約9.06%
これの計算式を教えていただけますか?
「コネクターがフロップOESDになる確率」は4×4×40ではなく、ペアボードの場合(4C2×4C1)とそうでない場合(4C1×4C1×34C1)とに分けて考えないといけません。
詳しい計算式はツイッターに画像で送ってあります。
「ガットショットになる確率」では57、6T、7J、TQ、JQ以外に56の場合が抜けておりますし、57の場合のアンノウンカードの【T】はOESDになってしまいます。さらに、ペアボードの場合も考えないといけません。
「ダブルベリーになる確率」も含め、詳しくはツイッターに画像で送ってあります。
「ガットショット(ダブルベリー含む) or OESD orストレート完成の確率」は、
ストレート(256通り)、OESD(1776通り)、ダブルベリー(128通り)、ガットショット(3296通り)をたすと5456通り、約27.84%として求めることができます。
> 「フロップで相手がヒットしない確率」
(38C2-54)/(47C2)=約60%というのがいい気がしますがいかがでしょうか。
私は相手のハンドがポケットではない場合で「フロップで相手がヒットしない確率」を計算をしていましたが、鮫肌さんのおっしゃるとおり(38C2-54)/(47C2)のほうが良いですね。
しかし、相手が2人や3人以上になると、相手がポケットの場合や、相手同士のカードがドミネイトの場合なども考慮しないといけないので計算式がとても複雑になります。
相手が2人の場合は現在、計算式の検証中なのですが、特に相手が3人のときは場合分けが複雑すぎて今の僕の力では計算できません。申し訳ございません。
あと、「1枚フラッシュが完成する確率」では自分のオフスートのカードが2種類あるので、計算式を2倍する必要があると思うのですがいかがでしょうか。
これからもこの「ポーカー道」様がより良いポーカーサイトになりますように楽しみにしております。
ツイッターへの画像ありがとうございます。
非常にわかりやすかったです。
記事のほうも修正させていただきました!
またおかしなとことろがありましたら、ご指摘よろしくお願いいたします!
フラッシュ・フラドロの計算式
11C2×48-11C2×2ではなく、
11C2×48-11C3×2の間違いでした。m(_ _)m
こんにちは。数日前にオンラインポーカーを始めてこのブログを参照させていただいているものです。とてもわかりやすく解説していただきありがとうございます。
初歩的な質問となりますが以下のようなケースでどうすればよいか、アドバイスをお願いできませんでしょうか?
以下詳細(正確に必要な情報が伝えられていなかったらすいません)
私:ハンドがKK、ポジションがEP、3BBレイズ、100BB保有
BTNの前まで全員フォ‐ルド
BTN:10BBレイズ
残りも全員フォールド
私:20BBまでリレイズ
BTN:コール
フロップは259のレインボー
私:ポット分レイズ
BTN:オールイン
私:オールイン(ここでポットは約200BB+)
残り2枚は9と10でショーダウン
BTNのハンドはAAで私の負け(-100BB)。
でした。
相手がリレイズしたタイミングやオールインしてきたタイミングで引くべきだったのか(BTNのハンドはAAの可能性がかなりありそうだと思っていたのですが自分のカードが強く引くに引けなくなりました。)、ハンドがKKは十分勝率はあったのでオールインで正しい選択だったのか、はたまた打ち方を変えていればよかったのか、どう判断すればよかったか悩んでおります。
よろしくお願いします。
まず簡潔に回答すると、「しょうがない」です。
フロップはドライ(ドロー目が少ない)ですし、KKならオールインまでいっちゃうと思います。
相手のレンジにTT~QQもありそうであればなおさらです。
■プリフロで降りれるか
プリフロでKKを降りるのはだいたい以下の2つの理由です
・超タイトなプレイヤーが4~5べットした
・バブル付近で勝負する必要がない
今回の場合、相手がどれほどタイトなのか情報がないのでわかりません。
トーナメントなのかキャッシュゲームなのかわかりませんが、もしキャッシュゲームなら
降りる理由はありません。
■フロップで降りれるか
フロップが開いた時のポットは40BBで、kuroinupetさんのスタックが80BBですよね。
そこにポットサイズの40BBをベットしたわけですよね?
ということはkuroinupetさんの残りスタックは40BB、これはもうコミットしてます。
なので、ポットサイズのベットをした段階で降りれません。
相手にレイズされた時にAAだと判断して降りるのであれば、フロップのベットは20BB
程度にしなくてはなりません。
しかし相手がTT、JJ、QQでも同じプレイをしそうであればオールインにはコールです。
上は相手のレンジの話しをしてますが、kuroinupetさんのレンジはどうでしょう。
kuroinupetさんはプリフロで4ベットしてますよね。
kuroinupetの4ベットレンジがKK~AAだとして、相手がそれを知っていた場合、フロップの相手のオールインはAAか99(セット)が濃厚です。
KKやAAを持っていて降りなさそうな相手にオールインしてくるのはそれに勝ってるハンドだからです。
これもkuroinupetさんのスタイルがわからないのでなんとも言えませんが。
とにかく、今回のようなシンプルな状況ならKKは降りないでもいいのではないでしょうか。
相手がAAだともっと高い精度で判断できるようになってからKKを降りるようにすればいいと思います。
ポーカーを始めたころから、ずっとこのサイトで勉強させていただいてます。
本当に細かいことなのですが、ポケットになる確率は、1326分の6なので 221分の1ではないでしょうか?
記事の序盤にあることもあって、少しだけ気になりました。
細かすぎるから別にいい、修正した、既出であれば申し訳ありません。
これからもよろしくお願いします m(__)m
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、221回に1回の出現頻度ですね。
訂正させていただきました。ご指摘ありがとうございますー!
ランダムハンドXYがターンまでにペアになる確率はどうですか?
あとランダムハンドがリバーまでにペアになる確率もお願いします
ターンとリバーまでの確率掲載しました。
最近になってポーカーを知り、このサイトで勉強をさせていただいている者です。
大変参考にさせていただいており、お世話になっております。
計算して欲しい要望があればコメントに書いて欲しい、と言う記載に甘え、お伺いしたい確率があります。
ワンギャップのスターティングハンドがフロップでストレートないしストレートドローになる確率を教えて頂ければ幸いです。
アウツが5/6になるから単純に5/6すれば良いという物でもないでしょうし・・・
宜しくお願いいたします。
コネクター(54~JT)がストレート完成orOESDorガットショットorダブルベリーバスターになる確率
の右側の部分が31%で間違ったままです
ご指摘ありがとうございます。修正しました!
> 自分がポケットで、相手が上のランクのポケットでプリフロオールインになった場合、5回に1回は自分のハンドがセット以上になるため、逆転する可能性があります。
とありました。これを読むと5回に1回勝てそうに見えますが、実際にはその1回のうちのさらに5回に1回は相手も上のセットを引いて負けてしまいます。その分を差っ引くと、5回に0.8回しか勝てず、これは確率で言うと16%であり、6回に1回(16.7%)よりわずかに悪いくらいです。
細かいようで大きな違いなので少し注釈をつけておくといいかなと思いました。
いつもお世話になってる素晴らしいサイトだと思います!頑張ってください。
ご指摘ありがとうございます。追記させていただきました。
いつもポーカー道で勉強さ瀬てもらっています。
最後の1枚フラッシュについての質問なのですが、説明では例として♠️と♦️がハンドに入ったとき、♠️のフラッシュがリバーまでに完成するケースを考えてましたよね?
この場合♦️にも同じことが言えて、ハンドのどちらかのマークがフラッシュになればいいので単純に確率は倍の1.78% 、と言うことにはなりませんか??
純粋に疑問なので質問してみました。間違ってたら申し訳ないです。