チェックすべきシチュエーション

よく、負けているのにベットし、被害を大きくしているプレイヤーがいます。降ろせるのであれば打つのは問題ありませんが、勝っているときは降りられ、負けている時はコールされる。そういう状況ではチェックが合理的です。

例えば以下のようなシチュエーションです。

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ケース1 スケアカードが落ちた時

6人のタイトなテーブルであなたはBTNTsThを持っています。

MP1ががリンプイン→あなた3BBにレイズ→SB・BBフォールド→MP1コール
ポットは7.5BB

フロップ:8d9sAd

MP1ベット4BB→あなたコール
ポットは15.5BB

ターン3c

MP1チェック→あなた10BBベット→MP1コール
ポットは35.5BB

リバーQd

MP1チェック→あなたの番

 

ここではあなたもチェックが正解です。

Qdはとても危険なカードです。あなたがベットしたとしても、あなたのハンドが勝っているときは相手はフォールドし、あなたが負けている時は相手はコール(もしくはレイズ)するでしょう。

つまりベットしても、損失が大きくなる可能性はあるけれど、利益が増えることはないので、チェックが正解です。

ハンドリーディング

相手はリンプインしています。しかしあなたの3BBへのレイズにはコールできるハンドです。Ax、Kx、高めのスーテッドコネクタースーテッドワンギャッパー、ミドルペア、スモールペアなどが考えられますが、ハンドレンジは広めです。罠以外プレミアハンドはあり得なさそうです。99以上のポケットもなさそうです。ハイカードのポケットならレイズインしているはずです。

フロップではストレートドローフラッシュドローが見えています。

MP1はフロップでリードしてきましたが額が小さいので、ミドルかボドムヒット、もしくはドローハンドの可能性が高いです。Aヒットと弱いキッカーの可能性もあります。

ターンでラグが落ちてMP1はチェックしました、これはほとんどの場合弱みを意味します。
2ペア、セットならば、ここはハンドをプロテクトするために強く打つ場面です。しかしあなたのベットに対しコールしています。現状弱く、ドローを引きにいっているか、モンスターハンドでスロープレイしているかのどちらかです。

リバーでもMP1はチェックしました。

さて相手のハンドはなんでしょうか。

  1. ストレートドローを外した(T7、76)
  2. ストレートドローを引いた(JT)
  3. ダイアのフラッシュドローを引いた(ダイア2枚)
  4. 8ヒットか9ヒット(K9、K8など)
  5. Aヒットと弱いキッカー(A2~A7)
  6. ミドルペア(22~77)
  7. セット(88、99)
  8. それ以外のクズ手

リバーQdは、とても危険なカードです。2つのドローを完成させた可能性があります。あなたのハンドは何も進展せず、ただのTのワンペアです。

あなたが勝てるのは1、4、6、8です。あなたがリバーベットしたとして、相手はこれらの手でコールするでしょうか?おそらくフォールドします。Qdが怖いカードであるのは相手にとっても同じなのです。

あなたが負けている2、3、5、7の場合、あなたがリバーベットしたら、ドローを引かれていたらチェックレイズ、Aを持たれていたら少なくともコールはされるでしょう。

このように、ベットすることで、利益は変わらず、被害が増える可能性が増すだけの状態では、チェックしてショーダウンするのが正しいプレイとなります。

ただし、8ヒットや9ヒットでもコールするようなフィッシュ相手なら、小さくベットするのはありかもしれません。しかしドローを引かれた可能性がある状態では、やはりチェックが合理的でしょう。

ケース2 ボードが危険

6人のルースなテーブルであなたはMPでQcQhを持っています。
あなたまでフォールド→あなた3BBにレイズパッシブなBBのみコール
ポットは7.5BB

フロップ:Tc9c3c

BBチェック→あなた5BBベット→BBコール
ポットは17.5BB

ターンKh

BBチェック→あなた12BBベット→BBコール
ポットは41.5BB

リバー7s

BBチェック→あなたの番です。

ここもチェックが正解です。ボードは非常に危険なオールクラブでしたが、あなたのハンドにはQcがあるため、比較的強気に打てますが、最終的にはハンドは進展せず、ただのQのワンペアです。こういった状況で、あなたがベットしたとしても、あなたのハンドが勝っているときは相手はフォールドし、あなたが負けている時は相手はコール(もしくはレイズ)するでしょう。

ハンドリーディング

相手はあなたのレイズにポジションがないところからコールしています。それなりのハンドでければコールできませんが、リレイズではないため、罠以外はプレミアハンドはあり得ないでしょう。(ただし非常にパッシブなプレイヤーであれば、KKでも潜む可能性はあります。)ポジションがないところからレイズコールできるハンドレンジは、AKo~AJs、JK、JQ、QK、22~99などが考えられます。
ボードはオールクラブで、相手はチェックしました。相手はパッシブなので、素直に弱みと受け取ってはいけません。しかしあなたはオーバーペアで、1枚がクラブです。ベットするのは問題ないでしょう。

あなたの標準的なベットに相手はコール

こうしたボードパッシブなプレイヤーがコールしてくる場合、ハイカードのクラブを持っているか何かしらヒットしているかのどちらかです。セットや2ペアなら、もう一枚クラブを出したくないため、パッシブなプレイヤーであっても打ってくるのが普通です。

ターンでKが落ち、あなたのQはトップヒットではなくなりました。

しかし相手はチェック、ここではポットサイズを小さくするため、本来あなたもチェックが望ましかったかもしれません。Qcを持っているため、4枚目のクラブが出てもそれほど怖くないため、フリーカードを与えるプレイは、それほど悪くないでしょう。あなたのベットに相手はまたしてもチェックコール。

リバーでラグが落ち、相手はまたチェックしました。

3連続チェックは、フラッシュを引けなかったように見えます。

ここであなたがベットしても、ケース1と同じように、あなたが勝っている場合はフォールドし、負けている場合にコール(またはレイズ)されるでしょう。

  1.  フラッシュを外した(1枚がハイカードのクラブ)
  2. すでにフラッシュ完成(クラブ2枚)
  3. ボードのT93のいずれかにヒット
  4. Kヒット(AK、QK、JKなど)
  5. ポケット(22~88で片方がクラブ)
  6. 運良くツーヒット(Kc7dやKcTdなど)
  7. それ以外のクズ手

あなたが勝っているのは1、3、5、7です、あなたがベットしても相手はフォールドするでしょう。

あなたが負けている2、4、6の場合、あなたのベットコール、もしくはナッツフラッシュなどの場合にはレイズされるでしょう。

ただし、ビッグベットを行うことでフラッシュであると主張し、Kヒットの相手をフォールドさせることはできるかもしれません。

まとめ

簡単に言うと、

  • 自分のハンドが進展していない(中途半端な強さ)
  • 相手のハンドが進展した可能性がある
  • いくら打ってもフォールドしなさそう

こういった状況ではチェックしてショーダウンが合理的です。

ベストハンドであればベット、というのは間違っていませんから、勝っている自信があるのであれば打ってもよいかもしれません、しかし打っても降りられる可能性が高いのであれば打っても打たなくても結果は同じですし、さらにもしベストハンドでなかったら、被害が拡大してしまいます。

仮にあなたがドローを持ち、セミブラフで打ち続けていた場合、リバーで外したにも関わらずサードバレルを打つかチェックして(おそらく負けているであろう状態で)ショーダウンするかはあなたのスタイル次第です。

たとえチェックしてもあなたにポジションがあれば、相手のハンドを見てからマックすることで、カードは公開せずにすみます。

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