リーディング

リーディングとは相手のハンドを読むことです。相手のハンドが見えているポーカーを想像してください。恐ろしくプレイしやすいはずです。

リーディングの基本

ハンドの予想は

  1. プレイスタイル
  2. ポジション
  3. アクション

の3つを総合的に考えて行います。

それ以外にも推測に影響を与える要素として

  • キャッシュゲームかトーナメントか
  • スタックサイズ
  • 熟練度(上級者か初級者か)

など、いろいろなシチュエーションも含めて行います。

プレイスタイルごとの予想

ルースアグレッシブ

かなり幅広いハンドで参加してきます。

どのようなハンドでも参加し、アグレッシブに攻めてくるプレイヤーで、ハンドレンジは広いです。

タイトアグレッシブ

ある程度ハンドを絞って参加してきます。

そのため、ゲームに参加してきた時点である程度ハンドレンジは絞れます。最もハンドを予測しやすいタイプです。

ルースパッシブ

どのようなハンドでも参加してくるので絞りにくいです。

アクションも消極的なので、リーディングしにくいです。ただ、マージナルハンドでもどんどんコールしてくるので、大きく稼がせてくれるプレイヤーでもあります。

逆にパッシブなプレイヤーが攻めてきた時は、本当にハンドが入っている場合が多いので、パッシブなプレイヤーの積極的なベッティングアクションには注意が必要です。

タイトパッシブ

ある程度ハンドを絞って参加してきます。

しかしアクションが消極的なので、アクションからハンドレンジは絞りにくいです。

逆にこのスタイルのプレイヤーのレイズ などのアグレッシぶなアクションは、かなり信頼できます。プリフロップならプレミアハンド、フロップ以降ならナッツかそれに近いモンスターハンドであることが多いです。相手のハンドを絞っていくには、こちらが積極的にアクションし、コールするのかレイズするのか(そもそもパッシブなのでレイズはあまりしてきません)反応を見てリーディングするしかありません。

このように、タイトなプレイヤーはハンドを絞って参加してくるため、それだけである程度ハンドレンジを絞れますが、ルースなプレイヤーは度合いにもよりますがかなり幅広いハンドレンジで参加してきます。

また、はじめて対戦するプレイヤーが相手の場合は、その日どのようなハンドをショーダウンしてきたかを思い出します。ショーダウンしたハンドが強いものばかりの場合はタイト、28oなどクズ手でプレイしていた場合はルースなど。

さらに、セットなど、強いハンドばかりショーダウンしている場合、強い時に勝負する傾向にあると予測できます。逆にブラフハンドをショーダウンしている場合、それほど強くなくてもアグレッシブにせ攻めてくると予測できます。

こういったその日作り上げられたイメージを、テーブルイメージと言います。

さらには、上記のテーブルイメージが出来ていると自覚し、ギアチェンジできるプレイヤーか否かも大事です。上級者は、「強いハンドばかりをショーダウンしているのでラフしやすい」と判断し、タイトから徐々にルースに切り替えたりします。

ポジションとアクション

スターティングハンドでも書きましたが、一般的にはゲームに参加するには、ポジションが悪ければよいスターティングハンドが必要で、逆にポジションがよければ幅広いハンドで参加可能です。

そのため、相手のポジションによってハンドレンジを絞ることができます。しかしそれはポジションの重要性を知っている相手でないと意味がありません。K2oで参加してくる初心者は、UTGだろうとBTNだろうと参加してきます。

よって、ポジションの重要制をわかっている相手の場合のみ、ポジションによるハンドレンジの絞り込みを行うようにしましょう。

また、ポジションとアクションとはセットで考えるべきものです。それはUTGレイズBTNレイズでは意味が違うからです。

以下、プリフロップでのポジションごとのアクション別ハンドレンジ予測です。

SB

  • リンプインランク8以上
    自分の後にレイズされる可能性はBBの一人だけなので、幅広いハンドでリンプインが可能なポジションです。
  • レイズランク2以上
    フロップ以降、自分が最初にアクションを行わなければならないことがわかっている状態でレイズできるのは、かなり強いハンドである可能性が高いです。ただし、それまでの他のプレイヤーのアクション次第では、スチールの可能性もあります。
  • レイズランク1
    フロップ以降のポジションの不利をわかっていてレイズできるのは、プレミアハンドの可能性が高いです。

BB

  • チェックランク2以下
    BBがチェックするということは、それまでリンプインしかされていないため、かなり弱いハンドの可能性もあり、強いハンドでもポジションの悪さを考慮してレイズを恐れてレイズしないだけの可能性もあるため、かなり広いハンドレンジとなります。わかるのは、プレミアハンドではない、ということぐらいです。(それでもリンパーが一人の場合罠にはめるためチェックする可能性もあります)
  • レイズランク3以上
    SBと同じく、フロップ以降ポジションが悪いのを承知でレイズするためにはそれなりの強さが必要です。ただし、フロップ最後のアクションなので、それまでの他プレイヤーのアクションに次第ではスチールの可能性もあります。
  • レイズランク2以上
    SBと同じくほぼプレミアハンドだと思われますが、それまでの他プレイヤーのアクションによっては、ランク2でもレイズするかもしれません。

アーリーポジション

  • リンプインランク4以上
    自分の後にアクションを控えているプレイヤーが多い状態でリンプインするには、最低でもランク4以上は必要です。
  • レイズランク2以上
    自分の後にレイズされる可能性も残しているため、ランク2以上の強さは必要です。
  • レイズランク1
    自分の後にレイズされる可能性も残しているため、ランク1の可能性が高いです。

ミドルポジション

  • リンプ:ランク5以上
    自分の後にアクションを控えているプレイヤーがいる状態でリンプインするには、最低でもランク4以上は必要です。
  • レイズランク2以上
    自分の後にレイズされる可能性も残しているため、ランク2以上の強さは必要です。
  • レイズランク1
    自分の後にレイズされる可能性も残しているため、ランク1の可能性が高いです。

レイトポジション

  • リンプ:ランク6以上
    EP、MPのプレイヤーがレイズしていないのを確認できているため、かなり広いハンドでリンプインが可能です。
  • レイズランク3以上
    EP、MPのプレイヤーのアクションを見てからレイトポジションでのレイズスチールの可能性も高いため、ハンドレンジは広めです。
  • レイズランク2以上
    ポジションが良いとはいえ、レイズするにはランク2以上が必要です。

これらはあくまで基本的な予測しか書いていません。シチュエーションやプレイヤーの熟練度も含めると、さらに複雑なリーディングとなります。

ケースごとの例

このように、プレイスタイル、ポジション、アクション、さらにはテーブルの流れ、人数、スタックサイズも総合して相手のハンドレンジを予測しますが、全てのパターンを書きだすのは非常に困難です。よって、いくつかの例を抜粋して記載します。

ケース1:タイトなテーブルでタイトアグレッシブな上級者プレイヤーがUTGからレイズイン

上級者というのはポジションの重要性を理解しています。その上でタイトアグレッシブなそのプレイヤーがUTGという不利なポジションからレイズするのはかなり良いスターティングハンドの可能性が高いです。

ただし、タイトなテーブルのため、UTGからスチールを試みている可能性もあります。
よって、ハンドレンジランク1ランク3

ケース2:ルースなテーブルでルースで未熟なプレイヤーがミドルポジションからコール

ルースで未熟なプレイヤーは、なんでもかんでもレイズしますし、なんでもかんでも参加してきます。

おそらくポジションのことはあまり考えておらず、単にハンドがクズだったために、とりあえずフロップを見にいこうとリンプインしたものだと考えられます。よってハンドレンジランク3以下なんでも。

ケース3:タイトパッシブな未熟なプレイヤーがレイトポジションからレイズ

タイトで未熟なプレイヤーがレイズというだけでほぼプレミアハンドと確定させても問題ありません。

さらにそれまでパッシブだったのに、レイズというアグレッシブなアクションは、Aポケットを示唆しています。よってハンドレンジランク1、おそらくAポケット。

ケース4:ルースなテーブルでルースアグレッシブな上級者がUTGからリンプインBTNまでフォールド→BTN3BBにレイズ→SBとBBフォールド→UTGレイズオールイン

UTGからリンプインしている時点でランク4以上ランク2以下だと推測でき、ボタンのレイズに対してレイズオールインは罠にかけたランク1かもしれません。

しかしBTNレイズスチールだと予測して、ランク3程度の強さでオールインしているのかもしれません。またヘッズアップになることが確定している状況なため、すべてのポケットの可能性もあります。

ケース5:タイトなテーブルでタイトなショートスタック(12BB)の上級者がUTGから3BBにレイズイン→上級者のBTNまでフォールドBTNがリレイズ12BB→UTGまでフォールドUTGレイズオールイン(コール

UTGは上級者です、UTGからレイズインはかなりよいハンドに見えます。BTNはそれでもレイズします。BTNUTGが上級者のため、ポジションイメージを利用したUTGからスチールだと予測してレイズ(オールイン要求)した可能性があります、おそらくハンドもそれなりにいいもの(ランク3以上)だと思われます。

それに対しUTGフォールドせずにコールしています。18BBになったポットに、9BB出してコールしています。ポットオッズから勝率が33%あればコールするのが正当化されますから、ランク4以上なら、どんなハンドでもコールしている可能性があります。

複雑ですね!

コメント 名前とメアドは必須ではありません

  1. 横山 より:

    はじめまして(^^)

    テキサスホールデムが最近好きになり、やるからには時給1000円以上を目指そうとしている横山と申します。

    スゴくわかりやすいサイトなのでとても重宝しています。

    メンテナンスはいつ頃終了予定でしょうか?

    楽しみに待っています(^^)

    • 鮫肌 より:

      コメントありがとうございます。
      メンテナンス中になっているのに気付いてませんでした・・・
      今修正して見れるようになっていると思います、ご指摘ありがとうございます!

  2. マエシロ より:

    始めまして!

    ポーカーの世界大会に興味を持ち
    ポーカーの勉強を始めました!

    周りになかなか
    ポーカーをする人がいないので
    大変ですが

    頑張ります!

    丁寧に書かれててとても感謝です!

    これからも精進します!

    • 鮫肌 より:

      マエシロさん、コメントありがとうございます。
      オンラインなら、どこにいても大勢のプレイヤーと戦えますので、是非たくさんプレイしてみてください。
      機会があれば大阪にポーカーしにきてくださいねw

  3. しんすけ より:

    解説すごい分かり易くて毎日見て勉強してます!

    一つ残念なのが、iPhoneからこのページを見て用語の解説をタップすると画面の外に解説の吹き出しが出てしまい読むことがで来ません。
    改善して頂けるととても助かります。

    • 鮫肌 より:

      コメントありがとうございます。
      確かにスマホだと用語のポップアップが見づらいですね・・・
      ちょっと難しそうなのですが、改善がんばってみます。

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ポジションの重要性

ポジションがいかに重要かを解説。

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