3月20日の京都POOLBLOW超ディープスタックトーナメントDAY1

3月20日の祝日は京都西京極にあるPOOLBLOWで3万点持ちスタートの超ディープ60分ストラクチャーに参加、、海外のトーナメントっぽい。

予定人数60名からDAY1で18名まで絞り、DAY2は後日開催とのこと。

大阪からもかなりの人数が参戦し、京都やそれ以外からもきており、知らない人が多い中でトーナメントは刺激的だった。

会場の様子

モニタも大きくてみやすい

100-200からスタートし、2Rで100-200-Ante25になるなど、ストラクチャーも緩やか。

かなりルースなプレイヤーも多いと聞いていたので、超タイトアグレ方針。2時間に1回ビッグポットを取るくらいの気持ちで無理はしない。プレミアハンドだけで入る、なんてこともこのストラクチャーならできてしまう。

自分がいたテーブルは京都の人が多かったが、リンプ、ドンクベット、タフコールの嵐。

プリフロレイズもだいたい5倍が標準、毎回ポットでかくなりすぎw

ザガン5倍レイズ→コール→コール→コールとかが普通にある。

45で入る

自分のスタック3万弱の時にMPで自分ハンドを見ると45o。普通即捨てるがハマればインプライドオッズは高いテーブルなので入ってみる。4人でフロップにすすむ。

フロップ:236(2ハート)

キタ!しかしハートが2枚、フラドロになると全然降りない人が多いので早めにおわらせたい。

ポット2000に1400打つといつものタフコーラー2名がコール。このボードでコールってどんなハンドで入ってるんだろう・・・フラドロしか考えられないけど普通に2オーバーとかいそう。

ターン:Tc

とりあえずハートは落ちなかった、ここで終わらせよう。ポット6200にベット6000。T拾った人だけついてきて!すると2人ともダウン。

インプライドオッズがいいからと入ってモンスター完成させてこのプレイはダメな気がする・・。

KQでミスプレイ

またハンドが入らず耐え忍んでる時に京都のルースなタフコーラーがEP1から3倍レイズし、BTNの自分までフォールドでまわってきてハンドを見るとKQs。パッシブなプレイヤーが自分からレイズする場合本物のハンドの可能性が高いけど、開始から2時間ほど経過していたのでそろそろ食らいついておきたいとコールする。

フロップ:8Q8レインボー

相手のハンドレンジの中でもAA、KK、QQ、AQ以外には勝ってる、ポット4000ほどに対し相手CBで3000ベット→自分コール。

ターン:7

おそらくラグ。相手また3000ベット。これはきっと弱い。ベット額で判断するのは危険だがこれは弱みだろう。AK、AJ外したかQ以下のポケットだ。自分コール。

リバー:A

相手1.2万オールイン。

これはやってもうた・・・。タイトアグレと言いながらパッシブなプレイをした罰だ・・・。

これにコールすると自分残り8000ほど。まだブラインド200-400なのでやれないことはないがきつい・・・。

悩んだ末にダウン。

ポットコントロールと自分に言い訳してパッシブにプレイするとこうなる。スタックが2万になる。相手はAKだったと言っている。

T5sでトップ2ペアを引くも・・

その後も中々ハンドが入らずBBの時にハンドTd5d、するとザガンの中田さんが2.5倍レイズ→京都の人が一人コール、そして自分にまわってきて降りかけたけどコール。ポットは3000ほど。

フロップ:Ts5h3h

トップ2ペアを手にした。自分チェック→中田さんベット2000→京都の方コール→自分レイズメイク7000→中田さん3万オーバーをオールイン→京都の方悩んでコール(余裕でカバー)。

何が起こっているのだろうか( ゚д゚)

中田さんのハンドレンジでこのボードでオールインできるのは33、55、TT、Axsでフラドロぐらいか。JJ~AAで3ベットオールインはするだろうか?Tと5は1枚ずつこちらが持っているのでTと5のセットの可能性は低い。そして京都の方のプレイも変だ。最初の中田さんのベットにジャストコールしておいて、自分(鮫肌)のレイズにさらに被せて3ベットオールインした中田さんにさらにコール。第一感はフラドロにしか見えなかった。その前のプレイでもこの人はフラドロを引きにいっていたイメージが残っている。セットのスロープレイだろうか?セットならフロップでレイズしている気がする。ハートが2枚落ちていて中田さんがハイカードのポケットにも見えるので、セットスロープレイは危険なはずだ。

中田さん上ポケ、京都の方フラッシュドローというリーディングがあっているならここはコール(オールイン)だ。もちろんそれでも2人相手だと2ペアは若干心もとないがこことで取らないとずるずるいって終わる。

ということで悩んだ末にチップを全部放り込む。

「おおおコーったぁあああ」の声の中、同テーブルにいた友人に「セット?」と聞かれるがクビをふる。マジで、という顔をされるw

3人ハンドをショーダウン

  • 中田さん:6h4h(ストフラオープンエンド):現時点での勝率29.5%
  • 京都の方:KhTh(トップヒットフラッシュドロー):現時点での勝率29.7%
  • 自分:Td5d(2ペア):現時点での勝率40.3%

これはいい!中田さんが上ポケだったとしても自分の勝率は40%だったので勝率としてのリーディングはあってた。

でもしんどい!

ターン5c

グッドターン!フルって勝率は92.9%になる。あとはTが落ちてチョップになるかストフラを引かれないだけ。

リバー8c(興奮しててうろ覚えですw)

ということでなんとかトリプルアップに成功しスタックは8万近くになる。しかし中田さんのプレイすごい、京都の人がいなければストフラオープンエンドは2ペアに対して勝率はほぼ五分。中田さんも「(京都の人は)降りるかと思ったんだけどな~」とのこと。こういうアグレッシブなプレイは見習いたい。運が悪かったのは京都の人がタフでさらにフラッシュドローだったこと。中田さんにとっては多くのハートがアウツから消えた。

しかし京都のプレイヤーの人は他の京都プレイヤーにも言えることだけど、かなりコーラーが多い。そしてタフ。トップヒットKハイフラッシュドローならレイズでいいと思うんだけどな~。

このあとテーブルを移動する。

シビアなテーブルでAAが入る

テーブルを見ると大阪組が多い、トミーさん、ブライアンさん、ジュニアさん、全員10万近いビッグスタック。ジュニアさんだけ15万ほどで抜けている。

これはこれでしんどそうなテーブル・・・。

さっきまでのリンプ、ドンクベット、タフコールの嵐からうってかわって急にテーブルの雰囲気がかわる。

スチール、リスチールは当たり前、フロップに3人でいくことはめったにない。それでいてみんなスタックがあるからぶつかりあうとお互い危険。なんか殺伐としてる!w おもしろいけど!

そして自分入った直後のBBでAAが入る。UTGが2.5倍レイズしており、フォールドで自分にまわってきたのでジャストコール。ガジるつもり。でも相手ショートだったんでオールイン要求でもよかったかも。ポットは4000ほど。

フロップ:8Q8

さっきも見たフロップだな・・・。自分チェック→UTGベット3000→自分コール。

ターン:4

自分チェック→UTGベット3000→自分コール。
なぜターンでもベット額を変えないのだろうか。そういう人けっこう多い気がする。弱いという心の声が聞こえてきそう。

リバー:Q

一番欲しくないのが落ちた。リバーでバリューベットの予定をチェックコールに変更。オールインされてもコール。ここで先にベットしてもコールされるのはQか8だと考え、ブラフキャッチに方針変更。

結局チェックチェックでAAをショウするとUTGはハンドをマック。後で聞くとAハイでオールインしかけたらしい、してください。

A2でAを引く

2万前後のショートがビッグに飛ばされるという流れが続いて自分SBの時にフォールドでまわってBTNの京都の人がリンプイン、リンプ?この流れなら普通スチールできそうなのに、どんなハンドで入ってきてるんだろう・・・と自分のハンドを見るとA2o。うぬぬ、これはリスチできそうだ、しかしキッカー2か・・・・、チキンな自分はコール。BBはチェック。ポットは2500くらい。

フロップ:AQ5

自分チェック→BBチェック→BTNベット1800→自分レイズメイク5000→BBダウン→BTNコール

むむ、コールされた、しかしコール?パッシブっぽい人なので強いのか弱いのかわからない。

ターン:4

これはラグだろう、負けてると判断してチェックするか悩むもフロップのチェックレイズ(投資)を死に金にしないために降ろしにかかる。Aと弱いキッカーなら降ろせるだろう。相手スタック1.4万に対してベット1.5万してオールイン要求する。

するとBTN少し考えてコール。あー、こら負けたな。

BTNはQ5oをショウ。ツーペアは降りませんよね、そうですよね。

リバー:4(A4の2ペアになる)

引いてしまった・・・スミマセン・・・。これでスタック11万になる。

しかしフロップで3ベットされていたら降りていた。なのでこれはBTNの人のミスプレイでもある。そもそもQ5でリンプしたのがミスのような気がしないでもない。

残り18名になる

その後ショートがビッグに飛ばされて残り19名で2テーブルになる。DAY1では18名まで絞ってDAY2に行くと聞いていたが、夜の12時までは続行するとのこと。

その後2時間で5名が飛び、自分はAQでジュニアさんのナッツストレートにつかまり4万まで減らすもスチールとトリップスで7万弱まで戻してDAY1終了。

残った14名中大阪組9名、滋賀2名、広島1名、京都2名、アベレージは13万点、ビッグスタックは26万のブラフバーのふみやさんと23万のジュニアさん。

DAY2は2000-4000-Ante400から再開。スタックは13番手だけどまだ戦える!はず!w

DAY1総評

とにかく序盤はコーラーが多かった。リンプにレイズされてもコール。コールコールコール!うまくいけば稼げるが下手に技術を使おうとするとやられる。

そして中盤以降はやっぱりスタックがいる、スチールスチール!

個人的な反省点は、パッシブなプレイでミスをしたことと、稼げる時に稼がなかったこと。

タイトにプレイするとゲームへの参加率は下がるので、ハンドが入ったときに稼がないとどうしてもスタックが増えない。何度か稼げるチャンスをみすみす逃した。

しっかりバリューを産んでいれば平均スタックは超えていたと思う。

ということでまとめ。

  • 60分ストラクチャーはしんどいけど面白い!飴とかもっていったほうがいいかも。
  • このストラクチャーならタイトアグレはそうそう飛ばない。
  • POOLBLOWはかなりいいお店。広いし雰囲気いいしスタッフはフレンドリー。
  • 序盤と中盤以降のギアチェンジは必須。スチールも必須。

DAY2もがんばります!

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