3人が3人ともハンドを完璧にリーディング

先日行われたロケッツファイナルでのできごと。

自分はその時ブラフのディープに参加していたので聞いた話だけどおもしろかったので書いてみる。

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※細かい数字などはうろ覚えです。

登場人物

これらのプレイスタイルは3人とも互いに把握している。

アクション

UTGが3BBにレイズ→+1がコールBTNが8BBにレイズ→UTGフォールド→+1フォールド

アクションはこれだけ。

しかしこのハンドの後、3人全員はほぼ完全にお互いのハンドをリーディングしていたらしい。

正解から言うと

それぞれのプレイヤーの思考はだいたいこんな感じ。

UTG
ポジションは最悪といえどハンドはAK、レイズインできるハンドだ。しかしタイトな+1がジャストコールした。KKかAA以上ならリレイズしていたはずなのでポケットならQQかJJ、しかしQQでもリレイズの可能性はあるのでJJ濃厚。ポケット以外でもAQ以下ではコールしないだろうからAKはありえるがこちらがAKなのでその可能性は低い。これらの状況でBTN3ベットしてきた、自分と+1がタイトだとわかった上でルースとはいえ被せるということはKKかAAがしか考えられない。よってフォールド

+1
タイトUTGレイズインした、最低でもAKでポケットならTT+、しかし自分がJJなのでUTGがJJはまずあり得ない。QQ~AAなら大きく負けているがAKの場合フロップを見に行く価値はある。ここでリレイズしてもAKには降りられてQQ以上にはコールされる。ポジションも悪いのでコールにとどめよう。これらの状況でBTN3ベットしてきた、自分とUTGタイトだとわかった上でルースとはいえ被せるということはKKかAAがしか考えられないがAKの可能性もある。UTGフォールドした、おそらくAKだったのだろう。BTNはビッグスタックなのでAKの可能性もまだあるがポケットだった場合間違いなくKK+だろう。ルースだけどこのシチュエーションでチョケたプレイは絶対ない。よってフォールド

BTN
タイトUTGレイズインした、AKかハイポケだろう。それに対してタイトな+1がジャストコール、こちらがAAなので二人共がAxは考えにくいのでどちらかはハイポケ、どちらかがAK、もしくは二人共ハイポケ同士の可能性が高い。しかし+1はジャストコールなのでポケットだとしてもQQ以下だろう。QQなら3ベットしてもおかしくないのでJJ濃厚。3ベットしてスクイーズすればおそらくUTGフォールド、その上で+1には自分のルースなプレイスタイルからリスチだと疑わせてオールインさせよう。

と、だいぶ勝手に補完したところも多いけどだいたいこんな感じだったようだ。

BTNの「JJにリスチと思わせてオールインさせる」というのは本人も言っていたので確か。

UTGも+1もフォールドするまで相当考えたらしい。

BTNの人はポットはとったものの、AKとJJに降りられたことでだいぶ悔しがったそうな。

AKとハイポケ相手ならAAは75%の勝率がある。ハイポケ二人相手だと69%、ヘッズに持ち込めばさらに勝率は上がる。どちらにしろ圧倒的に有利なのでAAとしてはもっと稼ぎたかっただろう。

しかし2通りのポケット相手だとセットを引かれる可能性も倍になるわけで、上記シチュエーションでAAでジャストコールはしづらい。

やっぱり上級者相手にスタックを奪うのは難しい。

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