6月10日は昼の3時からCLUB MでJPTの大阪最後の予選、そして夜はGOLD9の5月度チャンピオンを決めるファイナルが開催された。
この週は風邪でかなりしんどかったので、8日のブラフバーでのJPT予選はボロボロだった。うん風邪のせい風邪のせい・・・。
9日のゼウスでの予選は体調を戻すためにやめておき、ある程度回復したところでMの予選に参加。
JPT予選in CLUB M
最終的に50人以上の参加でファイナルシート権は10名に与えられることに。リバイかアドオンがありだったので中々シートオープンが出ず、皆スタックも大きくかなりタフなゲームだった。
自分の入ったテーブルはかなりタイトなプレイヤーばかり。
だいたいのスチールが成功してAKとTTで少し増やす。リバイありなのでギャンブルしてもよかったができるだけ堅実にプレイする。
大きくぶつかることなく1.7万まで増やしたところで6Rが終了し、アドオンタイム、リバイアドオンは2000円で1万点。これ、アドオンしない人いるんだろうか(超ビッグならしなくていいかも)。
アドオンでスタックを2.7万にする。
しかしMはドリンクは別料金なので、エントリーとアドオンで7000円払っても1ドリンクもついてない。1杯くらいつけてくれぇえ~。
直後にAAでプリフロオールイン対決になり5万点に。
しかしまだ30名以上残っているので安心できない。
ボーンさんのショートオールインをAQsで受けてセイムハンドでチョップ、ブラインドとアンティ分ちょっと増える。
その後スチールで徐々に増やしてブラインド2000-4000の時にCOのタイトそうな人が1万点にレイズ。
SBダウンでBBの自分はハンドを見るとK7s。知らないプレイヤーなのでスチールなのかマジ手なのかよくわからない。ちょっとタイミングよくレイズしすぎな感じがしてたのでコールする。相手の残りのスタックは2万点ほど。
フロップ:357
トップヒットキッカーKを手にした。チェックすると相手は勢い良くオールイン。
スナップコールするとK3oが出てくる。
ハイポケの可能性もあったので危険なコールだったけど運良くブラフキャッチできた。(相手も当たってるのでブラフとは言わないかな?)
K7で入ってこのボードで降りるならなんでこのハンドで入ったんだということになる。
何も起こらず飛ばしてスタックは11万に。
残り20名ほどなのでおそらく安全圏、ショートオールインに安全にコールするかプレミアハンド以外は入らないようにする。今回の予選は10名が確定した時点でゲーム終了で、1位は決めないそうなのでチップを増やす意味はあんまりない。
BBの時にBTNのクロサキさんからショートオールイン。自分のハンドは52s。ポット8000にあと3000ほど出すだけなのでオッズは4倍、だいたいどんなハンドでもコールできるが想像以上に弱くてちょっと躊躇する。上手いプレイヤーの人にスタックを渡すのはやっぱり嫌だ。でもここは降りれないのでしぶしぶコール。
クロサキさんはK7、するとフロップで2があたりそのまま逃げ切る。2もたまには役にたつ!w
その後ブラインド2000-4000でBBの時にBTNが9500にレイズ。BTNの残りは1.4万ほど。
自分のハンドはKQs、これまでのBTNのプレイの傾向からたぶんハンドは勝ってる。ショートのBTNと戦うには十分なハンドではあるが後ろのBBのアクションが残っている。BBのスタックは2.8万ほど。
2.8万ぐらいなら最大限のプレッシャーを与えるためにここはオールインすべきだった。
自分はBTNのレイズにコール、するとBBはオールイン。ですよね~。
するとBTNはダウン。
さすがにBBはAxかポケットだと思うけどBTNが降りた分オッズがだいぶよくなっているのでコールする。
BBはA8をショウ。
フロップで8が落ちて終了かと思いきやターンでQ、おお、これは行けそうだ。
からのリバー8でスタックを8万に減らす。
残りは15名ほどになっており8万のスタックはまだ安全圏と言ってもいいだろう。
AAかKKくらいでないと参加しないくらいの勢いで絞る。
するとザガンでハンドを見るとここに来てAAが入る。
ブラインド3000-6000で1.6万にレイズ。するとすぐ左のプレイヤーが5万点ほどのオールイン。
自分まで全員ダウン。5万減るとかなりやばいので一瞬躊躇するもコール。
相手からTTが出てくる。
JPTの過去の予選で下ポケにセットで捲くられるシーンが脳裏をよぎるも何も起こらず14万点に増やしてたぶんチップリになる。
ザガンレイズにTTで5万点被せるのは無茶な気がする。
残り13人くらい、もうチップそのままにして外にご飯食べにいっても大丈夫なスタック量になる。実際お腹ぺこぺこだった。
AQ、AT、99などをサクサク捨てる。1位に何かプライズがあればいろいろやりようもあるが10位以内に入ってゲーム終了なのでハンドに参加する意味が本当にない。
6000-12000で自分がBBの時に右のSBが瀕死で5500しかない、つまり強制オールインの状態。
これはスタックに余裕がある何名かで飛ばしにかかりたい。
するとCOがハンドを見て悩んでいる。
お、是非一緒に飛ばしましょう!ウェルカム!
CO「オールイン」
鮫肌「!?オールインですか?」
CO「オールインです」
聞きなおしてしまった。COのスタックは6万点くらいある。
相当強そうなので、これは任せればいっか、と思って自分のハンド見るとAK。
マジか~
自分が最後のアクションなので見せてマックしようと思ったけど何も言わずに捨てる。
これ、自分がコールする意味はまったくない。
ショーダウンしてみるとCOは66、SBは89、ヤバくないかこれww
ボードは幸いなことに何もおこらずSBは飛んだ。
ボードに8とAが落ちる、なんていう最悪の自体は避けれたので結果オーライ。
あと1名シートオープンで終了の段階で横のテーブルでショートのオールインが入る。
BTNからのオールインで1BBに達していいない。SBがコール。
これはBBもチェックして2人で飛ばしにかかるシチュエーションだがBBはハンドを見てチップを握り締めている。まわりがざわざわすると、そこでハッと気がついてBBはチェックした。
最後までチェックでまわりBBのQQがポットを取り、10名が確定、ゲーム終了。
最終的に自分のスタックは最後ハンドを捨て続けたので11万点くらいにまで減っていた。
ということで3回目でやっとJPTのシートゲット。
さて今回のバブル付近でのプレイだが、スタックを持つ複数人でショートオールインにコールして飛ばしにいくというのはトーナメントをしているとよく見かける。
声に出して「3人でコールして最後までチェックしてショートを飛ばしましょう」というのはマナー違反になるので、暗黙の了解的なところが大きい。
最後までチェックするだろうと思っていたら誰かがオールインして、力をあわせて飛ばすためにマージナルハンドで入ったプレイヤーが唖然とする、というシーンもたまにある。
個人的には、たとえバブルの状況であっても、スタックを持つプレイヤーが暗黙の了解を無視して、コールしてマルチウェイポットにせずにヘッズに持ち込むためにアイソレートレイズするのはありだと思っている。
入賞ではなく優勝に価値を見出すプレイヤーは、自分のスタックを増やす最善のプレイをすべきだ。
ショートを複数人で飛ばして入賞を確定させることと、ヘッズに持ち込んで自分のスタックを増やすこと、どちらに重きをおきくかで判断は変わってくる。
なので、最後のQQの人も、優勝を狙うのならレイズはありだと思う。
しかし今回は10人が決まればゲーム終了、1位も10位もまったく差はない状況は、とにかくショートを飛ばして入賞を確定させるのが目的なので、あそこはチェックで正解だろう。
ポーカーではこうしたゲーム流れや状況をわかっているプレイヤーかどうかというのも大事な情報となる。
チェックで最後まで見れそうだ、と思ってスーコネでショートオールインにコールしたら後ろからリレイズオールインが飛んでくる、なんてことになる。
そこでそのプレイヤーに文句を言うのはお門違い。そういうアクションがあり得ることを想定しなかった自分が悪いしそもそもどんなプレイをしても個人の自由だ。
それにしても10位が決まって終了というのはちょっとつまらなかったな~。
どうせなら優勝まで続けたかった。せっかくチップあったのに・・・。
でも終了した時間は午後7時20分、GOLD9のファイナルは7時に始まっている。
同じくシートをゲットしたヨシダさんとタクシーに飛び乗ってGOLD9に向かう。
GOLD9 5月度ファイナル
5月はナインのトーナメントは数えるほどしか出ていなかったが、一回優勝していたので開始スタックは9000と少し。
ナインに到着すると3Rになったばかりで、スタックは9300ほどそのまま残っていた。
序盤は特に大きく減らすでも増やすでもなく、1万点で2テーブルになる。
BBでQQが入りSBのみコール、自分ミニマムレイズにSBもコール。この右隣の人とは何度もぶつかることになる。
フロップにAKxが落ちてリバーまでオールチェックで小さなポットを取る。こういうとき打つ意味がほとんどないのがつらい。コールできるのはAかK、バリューをとれるのはドローとミドルポケット相手だけ。
その後ザガンでAAが入り2.5倍レイズ、BBのみコール。フロップがドライでチェックチェック、ターンラグにチェックチェック、リバーもラグで相手チェックに少しだけ打つと降りられる。
当たってないとコールしないようなプレイヤーだったので絞り取りづらい・・・。
その後2万まで増えたところで右隣のザガンがリンプに自分はハンドを見るとまたAA、3倍レイズするとザガンのみコール。
この人とよく当たるなぁ。
フロップ:K8x
相手チェックにCB打つとコールされる。
ターン:Q
ザガンが残り7000ほどのオールイン、スナップコールするとTJsのフラドロオープンエンドが出てくる。
うげー、なんか嫌な予感。
リバークラブでちーん
2500の超ショートスタックになる。
ブラインド400-800で自分はBB、手元には1700しかない。
BTNがレイズメイク2000、SBコール、自分はハンドを見るとA8s、ぐぬぬぬ、オールインしても100%二人にコールされるので残り500を残してフロップで放り込むことにする。あんまり意味ないかもしれないけどw
フロップ滑って、SBチェックに残り500を勢い良くオールイン!するとBTNとSBはコール、ターンリバーとチェックでまわされて結局自分はノーヒット、これは終わったと思って席をたとうとすると二人からKハイとQとハイが出てくる。
まさかのAハイでトリプルアップw
その後55でオールインスチール、33でオールインスチール、AQでスチールで2万近くまで戻す。しぶといぜ!
ブラインド800-1600でCOからJKでレイズメイク4500→BTNのカズさん悩んでダウン→BBから1.8万ほどのオールイン、これにはコールできずダウン。BBはJJをショウしてマック。
1.5万に減る。その後ミドルから66でレイズするとさきほどJJでオールインしたBBがコール。
フロップJ67にBB先打ちオールイン、セットでスナップコール。
相手はJ9でトップヒットフラドロ。けっこうやばいw
リバーで7がペアになってフルってダブルアップ。
3.5万ほどまで増えたところでファイナルテーブルに。
スタックはアベレージよりちょっと多いくらいだがサードチップリくらい。
ファイナルになるとハンドが腐ってくる。かなり耐え忍んでいるとザガンからショートのオールイン。自分はBTNでハンドを見るとQQ、後ろには自分と同じくらいのスタックのプレイヤーが2名控えるもここは迷わずオールイン。
ザガンまでダウンでショーダウンするとA3が出てくる。
めっちゃ嫌な予感がする・・・するとフロップにAがぽろん。
簡単に落ちるなぁ・・・するとリバーQ!
おれ肩あるやんww
ミラクルリバーに助けられてスタックを少し増やす。
6人になったところから総スタック29万でブラインドが4000-8000。チップリ以外みんなしんどそう。ブラインドヘッズでSBからQ3で命がけのオールインスチールなどで延命する。
1名飛んで残り5人。ここでこのファイナルはロケッツのシートもかかっていることを思い出す。残り5人の内一人はシート確定しているので残り4名のうち3名がロケッツのシートを手に入れる。つまりロケッツシートバブル。
すぐ右のヤマノさんがショートで次にショートが自分。ポジションも若干有利だ。
6000-12000になってほどなくするとスタック2万の山野さんがオールインしようか悩んでいる。自分はハンドを見ると92o。ここで山ヤマノさんがオールインしたとしてもBBはチップを持っておりほぼコールされる。
もし山野さんがスタックを増やせばバブルのはまず間違いなく自分になる。ここでヤマノさんのオールインに同じくショートだけどほんの少しチップの多い自分もオールインしてBBがコールすると、3ウェイになるが、自分が勝てばもちろんベストだが、BBがポットをとってもチップ量からヤマノさん5位、自分が4位となる。
しかしハンドは92o、これはしんどい・・・と思ってるとヤマノさんダウン、自分もダウン。
その後延命を続けてついにヤマノさんがオールイン、自分は結局ダウン、そしてBBがコール。
山野さんA3、BBはA5、ここにきてお互いA入ってるw
ボードは何もおこらず5がキッカーで入ってヤマノさんは飛んだ。
こうしてぎりぎりでロケッツのシートを手に入れた。
しかしヤマノさんはブラフのファイナル5位、ロケッツ5位、GOLD9ファイナル5位、5のトリップス。
強いのに中々ビッグタイトルを取れないなぁ。
その後ロケッツ確定して若干気が抜けるもまだ優勝は狙える!
残り4人で自分SBの時に2名ダウンしてブラインドヘッズ、ハンドを見るとA3s、これは文句無し、オールイン!
するとBBのオノさんが「大丈夫か~Aあるぞ~」と言いながらAをチラリ。
でも悩んでる模様。
まずいこれはまずい、最悪のドミり負けはまずい。
結局オノさんはコール、こちらもAをチラリと見せると
「Aあんのかー!」
と言いながらA2をショウ。
うほ、勝ってるw
しかしよく考えるとA2とA3のヘッズは9割はチョップである。
3!3!3!3!
しかしボードには燦然と輝く2が落ちてシートオープン。
4位でフィニッシュ。
とりあえずJPTファイナルとロケッツのシートは確保したということで中々の戦績でした。
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